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-->会社も社長も損をしない社会保険料の支払い方 Ⅲ
2016年07月03日
社長の年収を維持して在職老齢年金をもらう方法(事前確定届出給与の活用)
前回に引き続き社長が年収を減らさないで、65歳から在職老齢年金を満額貰える方法をご教授します。
今回は、役員に賞与を支払いその分月額報酬を下げ、在職老齢厚生年金をもらう方法です。ご存じのように役員賞与は、税務上経費になりません。しかし、税務上経費にできる方法はあります。これを「事前確定届出給与」といいます。
毎年、会社は決算終了時に翌期の役員報酬の決定をしています。その際に賞与として支給する額をあらかじめ決定し、税務署... 続きを読む
難解?在職老齢年金の仕組みその2
2010年04月21日
①65歳以降も続き老齢年金のカット
前回に引き続き在職老齢年金の話です。 厚生年金の被保険者である間は、何歳であっても会社からの報酬によって老齢厚生年金のカットは続きます。但し、65歳以降の場合は仕組みが少し違います。 1)年金のカットは、「標準報酬月額相当額+厚生年金月額=46万円を超えるとその超えた分の1/2)」になります。 2)65歳からは、老齢基礎年金(国民年金)も合わせて貰えるようになります。(これは厚生年金とは関係ありませんから報酬に関係なく満額支給され... 続きを読む難解?在職老齢年金の仕組みその1
2010年04月20日
①今回は、在職老齢年金の仕組みの解説です。
老齢年金は、現在65歳から支給開始になりました。 しかし、厚生年金だけはまだ経過措置が残っており60歳から特別支給の老齢厚生年金が65歳になるまで貰えることになっています。(男性S36.4.2 女性S41.4.2以降生まれの方は残念ながら経過措置も無くなり65歳からの支給になります。) 一方、保険料の負担はというと会社を辞めない限り(第2号被保険者の間)は70歳まで支払わなければなりません。 つまり、60歳~70歳までは厚生年... 続きを読むホントに老齢年金は大丈夫? (公的年金の現状)
2010年04月13日
①入口も出口もずさんな管理の公的年金?
連日、日本人の最高年齢が更新?公的年金の不正受給で逮捕者続出!というニュースを見るにつけ、国・市町村のずさんな管理体制に驚かされます。 先ごろ、厚生労働省が85歳以上の不正年金受給者は800人を超えると発表しました。(本当にこれだけで済むのか心配です。) 一方、保険料納付状況はというとH21年度の国民年金保険料の未納者が321万人、未加入者?が9万人合わせて330万人もいるそうです。 仮に330万人が全員納付しているとすると約60... 続きを読む在職老齢年金1(60~64歳の場合)
2009年04月01日